Trivial Technologyゲーム紹介(9) ブリッツ(Blitz!)
(注・日付捏造してます。実際は8月17日に書いた記事です)
https://itunes.apple.com/jp/app/blitz!-lite/id340372401?mt=8 (無料版)
https://itunes.apple.com/jp/app/blitz!/id340372056?mt=8 (有料版)
(当方、iPadは持っていますが、iPhoneは持っていません。iPadだけでプレイしてのレビューになりますので、あらかじめご了承ください)
これは8本セットではなく、それとは別途に購入したアプリです。
「カードを引いたり捨てたりを繰り返して手札を強化し、他のプレイヤーと勝負する」という内容のシンプルなゲームで、「スキャット」「31」という別名もあります。
速攻で勝負をかけるか、じっくり手札を強化するか、その判断が問われます。
○ルール
・このゲームは4人で遊びます。(参考サイトによれば3人から9人で遊べるようですが、このアプリでは4人で固定です)
各プレイヤーは、4枚ずつチップを持った状態からスタートします。
・ラウンド開始時、各プレイヤーには3枚ずつ手札が配られ、1枚のカードが捨て札置き場に置かれます。
・手札には、以下のルールに従って点数をつけます。
- 手札をマークごとにグループ分けし、Aは11点、絵札は10点、それ以外はカードに書かれている数字に等しい点数として、各マークそれぞれについて合計点を求める。
- 最も合計点の高いグループの点数が、手札全体の点数になる。
・各プレイヤーは時計回り順に、山札か、もしくは捨て札を取り、いらないカードを1枚捨てます。(捨て札を取った場合は、そのカードはすぐに捨てることはできません)
・「この手札で決着をつけよう」と思ったら、カードを引く前に「ノック」を宣言します。
ノックを宣言したプレイヤーは、これ以上カードを引くことはできません。
ノック後、他のプレイヤーが1回ずつカードを引いて捨てたあと、全員手札を公開し、それぞれの点数を比べます。
・比べた結果、点数が最下位になったプレイヤーは、1枚チップを失います。
ただし、ノックしたプレイヤーが最下位だった場合は、1枚ではなく2枚チップを失います。
- 最下位のプレイヤーが複数いる場合は、最下位のプレイヤー全員がチップを失います。
- ただし、最下位のプレイヤーが複数いて、その中にノックしたプレイヤーがいる場合は、ノックしたプレイヤーは最下位には含まれず、チップは失いません。
・途中で手札の点数が最高の31点になった場合は「ブリッツ」となります。
ブリッツになった場合は、即座にラウンドが終了し、ブリッツになったプレイヤー以外の全員が1枚ずつチップを失います。
ただし、誰かがノックした後で31点になっても、ブリッツにはなりません。
・チップの枚数がマイナスになったプレイヤーは敗北し、ゲームから抜けます。
(最初の枚数が4枚なので、5枚以上チップを失うと負けになります)
・以上を繰り返し、最後まで負けずに残ったプレイヤーが勝者となります。
○その他
・「3 of a Kind」をONにした場合、同じ数字(文字)のカードを3枚揃えると、30.5点になります。
・参考サイトによると、親(最初にカードを出すプレイヤー)は時計回りに交代するようですが、このアプリでは常にユーザーが親になります。
・このアプリでは確認できていませんが、Wikipediaによると、山札が全部無くなったら、そのラウンドは引き分けになるようです。
○感想
「取るカードを捨て札か山札から選べる」「いつ勝負をかけるかの判断が重要」「限界まで手札を強くするとボーナスが」という辺り、「ジンラミーからラミー要素を取り除いて簡単にし、みんなでワイワイ楽しめるゲームにした」という印象を受けます。
人数が減るほど「チップ2枚喪失」の危険が高まるので、チップが少ない状態で一騎打ちになった時の緊張感はかなりのものです。
簡単ルールで手軽に楽しめるゲームですが、オンライン対戦の相手が全然見つからないのは残念なところ。
見た感じ、だいぶ前からアップデートされていないようで、8本セットの中にも含まれていないあたり、製作者的にはあまり力を入れていないアプリなのかもしれません。
参考:http://www.pagat.com/draw/scat.html
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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