「人生き返る」「自分不死身」県内小中学生2割が回答

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00013647sg200507210900.shtml


なんか似たようなアンケートをちょっと前にやったような気がしますが……。
>ゲームやパソコンに接する時間が長い子どもほどその傾向が強いことが分かった。
はーあ、はいはいわかりました。ゲーム脳の恐怖がこんな所にまで浸食してるわけですねー。こわいこわい。


>小学校高学年から中学生にかけて自分を肯定する気持ちが低くなり、自殺などへの共感度が高まることも判明。
それって、思春期の心理状態としては割と自然だと思いますけど……。


>小学五年―中学二年に「人は死んでも生き返れるか」と質問したところ、10%が「生き返る」、13%が「たぶん生き返る」と回答。「自分は死ぬと思うか」との質問には、16%が「死なない」「たぶん死なない」などと答えた。
なんか曖昧な設問ですね、これ。
たとえば「死んで生き返る」というのも「死んだと思われた人間が、救護活動により息を吹き返した」とも解釈可能だし、「自分は死ぬと思うか」という問いに「これから当分の間は死なないだろう」という意味で「死なない」と答えた子も多いと思うし。
あと、わざわざそんな選択肢用意したら、ちょっとオフザケ精神のある子供なら大喜びで選びに行くと思いますよ? ネタとして。


>一日にインターネットなどでパソコンを使う時間とのクロス分析では、「三時間以上使う」という割合が、「死ぬ」と回答した児童・生徒では5・8%、「死なない」と回答した児童・生徒では17・5%となった。
「クロス」ですか(笑)。「分析」ですか(笑)。
で、これを根拠に「パソコンを使うと死生観が狂う」と言い張っているわけですが、前述の考え方で行けば、「パソコンを使っている子供は『設問の行間を読む能力』に優れている」とか「ネタ解答をする精神的余裕がある」という解釈も可能なわけですが。


同会会長で、英知大学の高木慶子教授(人間学)は「子どもたちの死生観が何に影響されているかを示す結果になった」と分析。
大学教授の「分析」とは、小五の社会のテストの「このグラフを見てわかることを書きなさい」と同レベルですか。