Trivial Technologyゲーム紹介(5) ハーツ(Hearts)
(注・日付捏造してます。実際は8月15日に書いた記事です)
https://itunes.apple.com/jp/app/hearts/id486433675?mt=8 (無料版)
https://itunes.apple.com/jp/app/hearts-tournament/id486434354?mt=8 (有料版)
(当方、iPadは持っていますが、iPhoneは持っていません。iPadだけでプレイしてのレビューになりますので、あらかじめご了承ください)
Windows付属のソフトで有名なトランプゲームで、「特定のカードをできるだけ取らないようにする」という、異色のトリックテイキングゲームです。
◎ルール
・このゲームは4人で遊びます。
○カード交換
最初に13枚のカードが配られるので、その中からいらないカードを3枚選び、他のプレイヤーに渡します。
渡す相手は、ラウンド数を4で割った余りで決定します。
- 余りが1の時:左隣
- 2の時:右隣
- 3の時:向かい
- 0の時:交換なし
カード交換が終わったらゲーム開始です。
○基本的な流れ
・まず、「リーダー」となったプレイヤーが、手札の中から1枚を選んで場に出します。(これをリードと言う)
・以降は、時計回り順に1枚ずつカードを出してゆくのですが、リードされたカードと同じマークのカードを持っている場合は、必ずそのカードを出さなければなりません。
持っていない場合は、好きなカードを出すことができます。
・全員カードを出し終わったら、リードされたカードと同じマークで最も強いカードを出したプレイヤーが、出されたカードをすべて獲得します。
(カードの強さは、A>K>Q>J>……>2)
この獲得したカードを「トリック」と呼び、手札とは別の場所に置いておきます。
・トリックを獲得したプレイヤーが、次のリーダーになります。
○カードを出す際の制限
・クラブの2を持っているプレイヤーが最初のリーダーとなり、必ずクラブの2でリードしなければなりません。
・最初のリードに対しては、ハートのカードやスペードのQを出すことはできません。ただし、(ほとんど有り得ないが)該当するカードしか持っていない場合は出しても構いません。
・誰かがハートのカードを出すまで、ハートでリードすることはできない。ただし、ハートしか持っていない場合はハートでリードしても構いません。
○点数計算
・全員がすべてのカードを出し終わったら、点数計算を行います。
獲得したトリックの中にハートのカードか、スペードのQがある場合は、以下のように点数が加算されてしまいます。(点数は高ければ高いほど悪い)
- ハート:各1点
- スペードのQ:13点
・ただし、ハート13枚全部と、スペードのQを一人で全部取った場合は「シュートザムーン」となり、本人には点数が加算されず、他のプレイヤー全員に26点が加算されます。
・以上を繰り返し、誰かの点数が100点に達したらゲーム終了で、点数が低い順に順位を決めます。
◎オプション
・CardPassingをToTheLeftにすると、カードの交換の際、常に左に渡すようになります。
「×」にするとカードの交換はなくなります。
・JackDiamondsを「-10」にすると、ダイヤのJを取ると点数が-10されるようになります。
このゲームは点数が低いほど良いので、積極的に取りに行くような戦略を立てる必要があります。
なお、ダイヤのJは、シュートザムーンとは無関係です。取らなくてもシュートザムーンは達成できますし、取った上でシュートザムーンを達成すると、自分は-10、他プレイヤーは+26になります。
◎感想
このゲームは有名なので、特に語ることはないでしょう。普通にハーツです。
CPUがあまりシュートザムーンを意識していないせいか、Windowsのハーツと比べても、シュートザムーンを狙いやすい印象があります。(シュートザムーン成功時の演出は結構かっこいいです)
残念ながら、対戦相手はあまり見つかりません(有料版はHeartsTournamentと、ネット対戦を意識したタイトルなのですが……)。
ハーツは人気のあるゲームの筈ですが、他家のハーツのアプリに客を取られてるのかもしれません。
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